未熟な私

昨日起きた出来事。ムスメちゃんと、お子様(お客様)のおもちゃの貸し借りについて。

普段、私はこども同士で当たり前に起きるちょっとしたトラブルには介入しない事にしている。こども達にいろんな想いを経験して欲しく、「どうしよう」って考えて自らの結論を出してほしいから。今後の人生のベースを形成する大事な幼少期、そこで起こる貴重な経験を、大人同士の都合で奪ってしまいたくないから。

いとこのMちゃんとの間でよく起きる時(関連記事 https://cotoca-senju.jp/2373/)も、近所のキッズスペース等で知らない方との間で起きる時も、共感して代弁はするものの謝ったり謝らせたり・強制的に返したり返されたり…はせず、彼女たちに任せてた(相手の方はそうじゃないし、スルーな私は非常識に見えるんだろうけど(^_^;))

で、昨日のこと。

土曜日でムスメちゃんが保育園もお休みだからお店で一緒に過ごしてて、じじ(私の父)にガチャガチャで買ってもらったアンパンマン号のおもちゃを使っていた。しばらくして、おもちゃをテーブルに置きっぱなしにしていた席に戻ったら、ムスメちゃんより年下な女の子がそのアンパンマン号で遊んでた。

それを見て、ムスメちゃん、ぐずる。

「Yちゃんの! つかっちゃダメ!!」… …

いつもの私だったら「あ、ほんとだ。女の子使ってるね。Yちゃんは使って欲しくないんだよね。…どうしようか」とか言うんだけど、昨日の私には迷いがあった。

*「お店の人」な私。そしてその娘。使っている相手はお客様。店内にあるおもちゃは全てお店のものだと思って当然、貸してあげて欲しいなぁという想いを私自身は持っている

*ムスメちゃんは今「以前は自分だけのものだったおもちゃ」を使われる事、自分の中で折り合い付けてくれていて(オープン前からいろんな子が遊びに来たり講座の体験会で使ったり…をずっと経験してきたから)、「お店のモノ」、共有となったおもちゃ達を使われることにとやかく言わなくなった(あそびかたちがうよー!!とかは大声で言っちゃったりするんだけど(^_^;))

*でも、彼女がずっと我慢している・我慢してきた事は私も分かってる。そんな環境に強制的に置いてしまった負い目も、なんとなく感じてる。だから、「お店のモノじゃなくムスメちゃんの私物」と彼女が思っているものだけは尊重したいという想いも私にあって…

そんな迷いから、「いつもの対応」、cotocaで大切としてる関わりをすること、お客様に私自身が見せることが出来なかった。。

元々、「折り合いを付ける」以前から、それこそ生後半年くらいから、他のお母さんやこどもにおもちゃを手渡すことが好きで、気づいたら自分の分がなくなっちゃうなんてことがしょっちゅうだったムスメ(^_^;)

そんな彼女が半泣きで、とても悲しそうだったから、「いつもの対応」を私は出来なかった。

お客様が帰られて空いていた2階に連れて行き、ギューって抱っこして2人だけでお話をした。

「Yちゃん、アンパンマン、使って欲しくなかったんだよね。あれはお店のものじゃなくてYちゃんだけのおもちゃだもんね」

「…でもテーブルに置いてYちゃんがいなくなっちゃってたから、あの女の子はお店のものだと思って使ったんだよね」

「お母さんはお店の人だから言えないよ。…どうしようか」

甘えながらうん、うん、って半泣きだった彼女が、立ち上がって力強くこう言った。

「…Yちゃんがいうしかない」。

1階フロアに降りて、その子のもとに行こうとした。でも「おかあもいっしょにきて」。困ったなと思ったけど、寄り添うだけと決めて同行して、ムスメちゃんに自分で行動してもらった。

立ったままのムスメちゃん、“なあにどうしたの?” “お話したいんだよね”

「Yちゃんの…!(勇気を出して言いに行ったけど、上手く言えないし緊張してるし泣きそう)」

細いニュアンスは忘れちゃったけどそんな感じ。

お客様は察して、「お店のものじゃなかったのね、お姉さんのだったんだって」って言って返して下さろうと促す(もうここで私は申し訳なくて自分が不甲斐なくて情けなくて、どうしたもんかと思ってた)。

でも、そう言われれば言われるほど、女の子はアンパンマン号を強く握りしめて離そうとしない。

“そりゃそうだよね、言われて返すのやだよ。使ってるそばから強制されたら絶対離したくないよね” そう思っていたのに、この場を早く乗り切りたい気持ちが強く出てしまい、色々代替え案を出した。女の子にも、ムスメちゃんにも。

でも結局、お客様が女の子と折り合いを付けて下さって、アンパンマン号はムスメちゃんの手元に戻ってきた。

「…すみません」

そう言って謝る私。ものすごく情け無く、そんな行動をしている自分にものすごく違和感を感じた。

…この事が一日引っかかっていて、でも夜、冷静になって、気付いた。諸々、私が招いてしまったことではあるんだけど、重要なこと。

相手の女の子にまず共感、ってしなかったんだよね。。1番、重要なのに。

ムスメちゃんの動向を見守ること、成り行きを見守ること、代替え提案をする事にいっぱいいっぱいで出来なかった。

“女の子とお母さんお父さんはお客様”だという想いが強くて、いつもやっているようにはできなかった…

情けないな。学んで、それを広めたくて、お店もやっているというのに。

お客様に、関わり方を提示することができなかったこともとても悲しい。「伝える」という大きな意味と価値を提供できなかった事。。

でも、すごく、色々考えさせられた。

いい機会を体験させてもらった。

こうして記事にすることも、償いであり自分自身の気持ちの整理。

これからもいろんなことがあると思う。自分の未熟さを常々感じていくんだろうな。。

でも、だから、精進していこう。

お客様、ごめんなさい。ありがとうございました。

そしてムスメちゃん、いつもありがとうね。

この記事を書いた人

cotocaのおかあ
cotocaのおかあ
ソウゾウびと。一児の母。
トゥクトゥク家族🛺
こそだて喫茶cotoca創業。
東京本店の元店長。
→コロナ禍マルタ共和国移住→
宮崎県に自給自足移住。
古民家改修中。別館稼働中。
毎日=わくわく。日常=非日常。
【特技】聴くこと。つくること。
繋げること。
想いを現実化させること。
誰かの人生の後方部隊。広報部隊。
目には見えないものを扱っています。