シェア【食料不足】

基本のキ。と思う。

環境活動家で無肥料栽培講師、
シードバンク
「たねのがっこう」主宰の
岡本よりたかさんの投稿
シェアさせていただきます。


「食料不足」

食料不足が来るという話題が
今頃になって広がってきた。

食料不足とはなんだろうか。

穀物と肥料輸入の激減による、
精神的なショックが引き起こす
パニック状態。それが食料不足。

肥料の値段が高騰し、
大規模農家は立ち行かなくなる。
かと言って、肥料や農薬を減らし
生産コストを抑えれば、
品質が一定しなくなる。

野菜の出荷規格は変わらないまま、
出荷野菜の量は減っていく。
無肥料で野菜を作るノウハウのない
大規模農家は疲弊し、パニックになる。

それとは逆に、
大規模農家が家庭の食料を
守ってきたのだという誇張が蔓延する。
そして、多くの税金が
大規模農家に流れていく。

有機栽培農家は、
牛糞鶏糞が手に入らず植物堆肥に移行する。
有機栽培農家の中には
有機肥料の理論を知っていて、
食料不足に対応できる農家が現れる。

しかし、その量では
残念ながら消費は賄えないので、
結局食料不足のまま解決せずに、
パニックは治らない。

スーパーに行っても
食料棚の中に野菜が少ない。
テレビでは食料不足を煽る。
煽れば煽るほど、パニックが助長され、
人は買い占めしたくなる。

更に価格は高騰するだろう。
当然これがチャンスと高く値付けする。
それが心理で真理。
そして野菜棚は空っぽになり、
本当のパニック。

家庭で食べずに
腐って捨てられる野菜も含めて食料不足。
食料倉庫に売り惜しみした
野菜が溜まっていき、
それも含めて食料不足。

価格高騰と質の低下も含めて
食料不足である。

解決策はあるのに
見向きもされなかった。

出荷規格の見直しと流通改善。
出荷量の調整や価格高騰を抑えるための
税金の投入。
そして何よりも
無肥料無農薬栽培の技術革新。

国が全力投入すれば、
全国的な無肥料無農薬栽培は夢ではない。
とても素晴らしい日本の技術である
自然農なのだから。

それと家庭菜園の普及。
各家庭に菜園を設ける政策と税金投入。
太陽光パネルを義務付けるより
余程マシな政策である。

この先どのような形で
食料不足が来るか分からないが、
自らを守るためには、
国の政策を当てにせず、
自ら無農薬無肥料での
家庭菜園を始めてみた方がいい。

農地など使わなくてもいい。
庭でも宅地でも雑種地でもいいから、
土地を決めて種を蒔く。
できれば食料不足が来る前までに。

そして、家庭菜園がうまく行くようなら、
略奪が起きない
地域ぐるみの家庭菜園も進める。
譲り合いの精神を持った
協力関係を築いておくことが必要だと思う。

元cotocaのおかあ

元cotocaのおかあ
元cotocaのおかあ
2015年2月 改田家結成
2018年4月 自宅を改装しこどもたちのお店「こそだて喫茶cotoca」を開業
2021年4月 創ったお店を手離しヨーロッパのマルタ共和国に移住 (言語の獲得)
2022年1月 宮崎県延岡市で「ないもの暮らし」開始 (生きる力の獲得)

自らが考え動き、自らが経験すること。環境を創り、それをこどもと共有すること。生きることを学び、成長して行くこと。

自分に誠実に。こどもに誠実に。
それだけをしている、おかあ・改田 友子です。

※青い地球マークのクリックで
サイトtopに飛びます

コメントを残す