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コロナの裏で。
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朝日新聞記者 青木 美希さん

7月23日 23:25

編集部門から広報部門への突然の配置転換を命じられ、4カ月がたちました。
多くの応援のメッセージを頂き、本当にありがとうございました。とても励まされました。
私は、6人きょうだいの4番目に生まれ、
経済的に裕福ではなく、高校を卒業したら自衛隊に入ってお金を家に入れるよう、親に言われました。
頭を下げて大学に行かせてもらえるよう、頼みました。妹の学費を親に渡し続けました。
経済状況や家庭の事情にかかわらず、学びたい人が学べる世の中に。
そう願って新聞記者となり、これまで23年間、取り組んできました。
東日本大震災、原発事故で避難した方々たちが、困窮し、
住宅提供が延長されるかどうかのときには延長が必要だとの報道を続け、訴えてきました。
いつ誰が同じ立場になるかわからない、困っている人たちが追いやられる社会になってはならないと。
住宅提供は数度延長されましたがついに、現政権は避難者への住宅提供を打ち切りました。
そして、いま10年目を迎え、医療費などの支援をさらに打ち切ろうとしています。

このタイミングでの配置転換でした。戸惑いとショックがありました。
申し訳なくて投稿したところ、思いがけず多くの応援をいただいました。
随分励まされました。ありがとうございました。
そして何より多くの声を頂きました。「伝えて続けてほしい」と。

有り難いことに複数の雑誌やメディアから書きませんか、出ませんかというお話しがありました。
会社に説得を繰り返し、何とか実現することになりました。
皮切りは24日(金曜日)午後7時から、ネットテレビIWJで、
福島第一原発の処理済み汚染水の海洋放出問題について生放送でお話しし、記事を公開します。
事故前の10倍の量のトリチウムを20~30年間流し続けるという試算がされています。
しかし政府は、コロナのなかで意見募集も月末で締めきろうとしているのです。
漁業者と、政府の小委員会の委員を務めた大学教授の2人の方のインタビュー動画を含めてお伝えします。
「公益性が高い」として無料で、誰でも見られます。24日(金)午後7時から、こちらからご覧頂けます。
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos…
8月3日(月)午後8時には東京エフエム「東京スローニュース」に生出演させていただき、
避難している方の生の訴えをそのまま届けます。
雑誌などで記事も書いていきます。
皆様どうぞ、今後もよろしくお願いいたします。

元cotocaのおかあ

元cotocaのおかあ
元cotocaのおかあ
2015年2月 改田家結成
2018年4月 自宅を改装しこどもたちのお店「こそだて喫茶cotoca」を開業
2021年4月 創ったお店を手離しヨーロッパのマルタ共和国に移住 (言語の獲得)
2022年1月 宮崎県延岡市で「ないもの暮らし」開始 (生きる力の獲得)

自らが考え動き、自らが経験すること。環境を創り、それをこどもと共有すること。生きることを学び、成長して行くこと。

自分に誠実に。こどもに誠実に。
それだけをしている、おかあ・改田 友子です。

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