すくすく子育て–スマホ育児−を観て

最近は「伝え方」を学ぶために、意識的に見ているこの番組。

「なんとなく、良くないとは思うけど…」「どんな弊害があるの?」正しいスマホとの付き合い方を専門家と共に学びます!

というのが今回の内容。以下、抜粋・まとめ。

【使用パターンとその理由、コメント】

⚫︎オムツ替え中ずりずり動いてしまう。こどもの注意を引くためにスマホ使用(メリーの台座にゴムで瞬時に固定!慣れた手さばき&オムツ替えにスマホ?って個人的にはびっくり)

→「オムツ替えや着替えはコミュニケーションのチャンス。それをスマホで対応するのはもしかしたら影響が…」

⚫︎ママ友から教わった「泣き止ませ動画」。「生後3ヶ月頃からすごく泣くようになってしまって…」

→寝そべったり横になったりしながら見る。見る角度によっては「正確な位置情報」を得られなくなるという弊害が。

目の発達のため出来るだけ外遊びを by 小児眼科医

⚫︎運転中、ケータイ要求(何も用意してなければそりゃ暇だよね 汗)

→「電車、バス、ベビーカーなど振動NG」 ⚫︎「5分だけだよ」。

→この子の場合はしっかり5分で辞められている(輝きベビー®︎的な見方をすると事前の声掛け、枠組みの提示が有効に働いている)。

時計を見せてあげて時間の感覚を身に付けさせる。自分で「5分」で辞められるように。

⚫︎新しいアプリで常に刺激(パパ) ※IT英才教育

→お父さんの得意分野で声掛けしながら接している、お母さんはそれとは違うスタンス、両者のバランスがあるから◯。

⚫︎1日で見せる回数を守る。ほかの遊びに誘い自尊心を高める by 先生

⚫︎スマホは特別な時間だけ。特別なときだけ見られるあなたはかっこいい! by 優木まおみ

⚫︎でも大人はずっとやってる by アンガ山根

⚫︎スピードが早い、色使いが奇抜、点滅が激しいなどのコンテンツは避ける

⚫︎スマホの情報、信じて良い情報かどうか。親がその姿勢を持ちこどもに見せること。メディアリテラシーの力を育む。

【感想】

冒頭「スマホとの付き合いを考えるのは育児を考えること」と先生が言っていたけれど、本当にその通りと思う。山根さんがサラリと言ってたけど、大人の日常にスマホは入り込んじゃっているから。

環境にスマホが存在すれば、吸収&模倣期にあるこどもは当然興味を示す。単方向的ではあるけれど刺激物なのは間違いないし。

どうやって泣き止ませていいか分からないからスマホを使ってしまう。子育てが分からないから授乳中にスマホで調べてしまう。スマホにどんな弊害があるか知らないから使ってしまう。。

お母さん、一人で大変なんだよね。だって誰も助けてくれないし。誰も教えてくれないし。一人で模索しながらやって行くしかない。

結局、子育てを教えてくれる人が身近にいない・教わる機会がないということ。そしていわゆる「ワンオペ育児」という社会的な状況が背景にあるって思った。

下記、参考になれば。

*こどもの行動には全て理由がある。「泣いている」なら「泣き止ませなくちゃ!」でなく「どうして泣いているか」。おっぱい、オムツ、肌着のシワ、暑い寒い、離れていて不安…。泣いてこどもが教えてくれている。 >

*3歳までは愛着形成を基礎付けて行く時期。目と目を合わせる、声を掛ける、手を握るなど安心を与えることを第一に「基本的な他者への信頼感」を育めるようにしたい。

自然界の不規則な動き(鳥が飛ぶ、葉っぱが落ちる)などを意識的に見ること。単方向では鍛えられない目の筋肉を鍛えられる。

※画像はお借りしています

cotocaの子育ての指針

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http://tensaikosodate.com