先日のアイススケートで「もっかいやりたい!」ってなった。https://cotoca-senju.jp/2112/
ヤバイ困ったな… そんな時の対応について。
「枠組みを設ける=事前に言っておく」
「遊ぶ」ことに関して。例えば公園から帰る時。よくあるパターンとしては
お母さん「もう◯時になったから帰ろう」
こども「やだ!まだ遊ぶ!」「滑り台もう一回やってから!」
お母さん「じゃあもう一回だけよ」
こども「うん!」…もう1回、もう1回…
お母さん「一回だけの約束でしょ!もう帰るよ!」
こども「やだぁまだ遊ぶの!」
お母さん「だめっ!約束したでしょ!!」
そして強制連行。こどもはギャン泣き。お母さん、自分の行動に凹む。
…あるある。でもお互い悲しい…(T . T)
こどもからすれば「もう帰るよ」っていきなり終わりを告げられるから心の整理がつかないんだよね。
「俺たち終わりにしよう」「えっ!?なんで?ずっと一緒って言ったじゃない!なんで?説明してよ!」的な…。大人もこどもも、自分の予定を狂わされる・自分に選択肢がないとあがきたくなるのは一緒(かな?(^_^;))
なので、大事なこと。前もって伝えておくこと。そして明確な枠組みを決めて、伝えること。
枠組みを決めるのは、もちろんお母さん(もしくはお父さん、おじいちゃんおばあちゃん)。
別に自分が困らないなら、決めなくて全然いい。
でも自分が困るなら、困らないようにするにはどうしたらいいか、どこまで大丈夫でどこからやって欲しくないか、自分で考えて自分で決めて、子供に伝えること。そしてそれを守ること。
輝きベビー®︎で教わるのは、タイマーやアラームを使う方法。
「あと何分で帰ろうね」と決めて、出来れば「あと何分で帰る?」とこどもに決めてもらって、10分なら10分、タイマーをセットする。
そして「あと5分」「あと3分」「あと1分」とカウントダウン。
時間が来たら帰る。こどもが騒いでも、大人は淡々と遂行する。約束を守る。
(そしてこどもから見えないところに身を隠し、見守る。信じて待つ)
こどもにとっては、自分で決めたことを守るということ、そして時間の感覚を身に付ける練習になる。
うちのムスメちゃんはタイマーのピピピ音を怖がって出来ない(^_^;) だから基本「あと何回やる?」って聞いて、言われた数「◯回」をカウントダウンしてる。
5、4、3… カウントダウン自体が楽しいみたいで、もうその遊ぶこと(ブランコとか滑り台とか)より一緒に数えることがメインになってくる。キャーキャーにやにや、最後に私に「おしまい!」ってギューって捕まるドキドキ感を楽しんでるみたい(^_^;)
なんでも遊びにしちゃう、大人が全力で一緒に楽しむっていうのもこどもにとってはとても重要な要素みたい(*^^*)
で。うっかり前もって伝えてなくて、「まだ遊ぶ!」「これ買って!」ってなっちゃった時。
そんな時は、まずはこどもの気持ちを想定して共感!素直に話して伝え、こどもに結果を選んでもらう★
①共感する
「まだ遊びたいよね」「買いたいんだよね」
↓
②間を置く
(… … 無言の時間を作り、気持ちを整理する)
※こども自身の気持ちの整理もあるけど、何より大人自身の気持ちの整理のために無言は効果があると思う。
「でもね!」「◯◯だから出来ないよ」って、大人側の都合を押し付けてしまいづらくなる。一呼吸置いて、こどもの気持ちに寄り添いやすくなるから。
↓
③自分の気持ちを素直に伝える
「お母さん帰りたいんだ。お料理しなくちゃいけないもん。お料理しないと今日食べるものないんだよー」
「お母さん買いたくないよ。それ買っちゃうとお金無くなっちゃうもん」もしくは「それは買えないよ。お財布に500円しか入ってないんだもん」とリアルに言ってみたり。
そう言えば私は、気持ちを伝えた後、それをしないとどう困るかを伝えることが多い。
ちょっと脅しみたいかな… 正しい使用例です、と完全には言い切れない自分がいる…(^_^;) でも私はこんな感じ。
↓
④自分で選択してもらう
「…ってことなんだけどどうする? まだ遊ぶ?」「今これ買うと△△が買えなくなっちゃうけど、どうする?」とか。
「お母さんは◯◯、なんとかちゃんは△△かぁ… じゃあ××するのはどう?」代替え・提案して選んでもらう方法も。
【追加の方法】
「Yちゃんのお金は? 自分のお金持ってきた?(もってきてない) じゃあ買えないねぇ」って話す。
↑オリジナルの方法だけど、ウチはこれがかなり効いてます★
ムスメちゃんが今よりもっともっと小さい時、私が鞄を持って出掛けるのを見て、自分は必ずアンパンマンポーチを持って行ってた。そこにはおもちゃのお金が入ってるんだけど、彼女にとっては自分のお金。
ポーチを持ってきてない=自分のお金を持って来てないってことで、割とすんなり納得する。
だって持ってこないのは自分の責任なんだもんね。彼女自身そう感じているのかも。
…と言っても、一度効果のあった対応が永遠にずーっとは続かないのがこども(・_・; 彼&彼女たちの方が一枚も二枚も上手なのよね。。
いろんな形で大人の成長を促してくれているのでしょう。。
※画像はお借りしています
cotocaの子育ての指針
輝きベビー®︎ 伊藤美佳先生のサイトはこちら
元cotocaのおかあ
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2015年2月 改田家結成
2018年4月 自宅を改装しこどもたちのお店「こそだて喫茶cotoca」を開業
2021年4月 創ったお店を手離しヨーロッパのマルタ共和国に移住 (言語の獲得)
2022年1月 宮崎県延岡市で「ないもの暮らし」開始 (生きる力の獲得)
自らが考え動き、自らが経験すること。環境を創り、それをこどもと共有すること。生きることを学び、成長して行くこと。
自分に誠実に。こどもに誠実に。
それだけをしている、おかあ・改田 友子です。
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