シェア【いのちを守る行動の仕方】

治水対策地域。
治水未対策地域。
どちらにしても、「人」があってのこと。
自分の住う地域を知った上で、
どう判断し行動するか…

それと個人的に響いたのは
「環境破壊に繋がることを
不本意でも自分がしてしまう可能性があった」との一文…

地球危機に繋がることも
日々の生活の「選択」によるもの。

シェアさせていただきます。

M・Yさんの投稿

[相模川流域の住民が守られたのは”いのちを守る行動の仕方”を神奈川県•市•NHKが連携して知らせてくれたから]

台風19号の被害に遭われた方、亡くなられた方に心からお見舞い申し上げます。

また今も自衛隊や消防隊員が人命救助を休む間もなくしているかと思います。助ける側のご家族の方々も不安で眠れない日々を過ごしていると思います。私もそのうちの1人です。

日本中で甚大な被害がある中、相模川の氾濫から守られた私が体験を綴るのは迷いがあったのですが。自分への戒めと、気持ちの整理の為に記録したいと思います。

10/11(金)
地球史上最強の台風(NASA)とスポニチが報じる(フェイクニュース?)

洪水&土砂災害ハザードマップ入手

自宅が浸水地域と確認

停電&断水対策への買い込み

暴風対策(自転車&車の移動、ベランダにあるものを室内へ)

10/12(土)
窓割れ対策(ダンボール張り、襖を立てかける)

停電断水対策(飲料水24㍑、浴槽水張り、5合炊き、防災用食品まとめなど)

NHKで箱根雨量確認

スマホアラート&NHK 城山ダムの放流決定

下水道逆流対策(トイレ、風呂場、洗濯機)

浸水対策
{住所名前を貼ったスーツケースへおもちゃを全て入れる。布団クッション座布団を窓側に敷き詰める。床にあるものは押入れ風呂場高いところへ移動。貴重品(財布スマホ充電器通帳母子手帳診察券など)、着替え、タオル、水、ご飯をスーツケースへ詰める。軽い素材の服に着替える。}

スマホアラート&NHK 避難指示

スニーカーで避難

自宅が浸水するかもしれないと分かっていたけれど、優先していたのは停電断水対策ばかりで、浸水対策はダムの放流が決まったあとでした。

家の中がぐちゃぐちゃになる。

大量のゴミが出る。

川や海へ大量のゴミを出さないために出来たのは、唯一子どものおもちゃをスーツケースへ詰めることだけでした。

環境破壊に繋がることを、不本意でも自分がしてしまう可能性があったことを考えると、

本当に必要なものだけで生活出来るように、ガラクタのない部屋へしなきゃと反省。。

不十分な対策をこの機会に見直して、防災について考え直さなければと思いました。

また、神奈川県•相模川流域の市•NHKの連携に本当に本当に助けられました。

ソフト防災としては、アラートや報道をし続けてくれたことが、いのちを守る行動を促してくれたと思います(過剰な報道だったと言う人もいますが。。)

ハード防災としては、治水対策として城山ダム•宮ヶ瀬ダムなどで雨水の貯水をして相模川が氾濫するのを防いでくれ、河川の氾濫がいつ起こるか予測できたことが、いのちを守ってくれたと思います。

治水対策された地域というハード防災面が整備されていたからこそ、いのちを守る具体的な行動が指示されたのだと感じます。

その一方で、河川の氾濫時間が分からず、ダムが放流した時間も分からず、そういった警報や報道もなく、、、

いのちを守る行動の仕方が分からないまま、被災された方々がたくさんいたのも事実です。

治水対策が進んでいない地域もたくさんある。

行政が出来ていない対策もあり、行政に出来ることも限界があり。。

その事実も受け止めなければならない。

私の友人にも自衛隊•消防隊員に助けられ避難所で生活してる人もいるので、このリンクを貼るのは心苦しいところもありますが。。

自衛隊の基地で働く父を持つ娘として、助ける側の家族としての想いも共有していただき、

いのちを守る行動の仕方を学ぶ機会となりますように。

被災された方々、亡くなられた方々、そのご家族に心からお見舞い申し上げます。

元cotocaのおかあ

元cotocaのおかあ
元cotocaのおかあ
2015年2月 改田家結成
2018年4月 自宅を改装しこどもたちのお店「こそだて喫茶cotoca」を開業
2021年4月 創ったお店を手離しヨーロッパのマルタ共和国に移住 (言語の獲得)
2022年1月 宮崎県延岡市で「ないもの暮らし」開始 (生きる力の獲得)

自らが考え動き、自らが経験すること。環境を創り、それをこどもと共有すること。生きることを学び、成長して行くこと。

自分に誠実に。こどもに誠実に。
それだけをしている、おかあ・改田 友子です。

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