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シェア【介護施設と保育園のオーガニック“共食”】

介護施設で収穫された無農薬野菜を

地元の保育園給食になんて…

素敵すぎる!!

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多治見市十九田町のけいなん保育園は十月から、無農薬で有機肥料を使って育てた食材を使い、アレルギーの原因物質をできるだけ除去した給食を始める。土岐市下石町の介護老人福祉施設「ドリーム陶都」で収穫されたオーガニックの食材を使った給食を作り、施設の利用者も招いて園児と食卓を囲んだ。

 同園を運営するのは社会福祉法人「村の木清福会」(可児市)で、同市でも保育園三園を運営する。共働きやひとり親の家庭から「旬の食材で食事を作れない」「ゆっくり食べさせる時間がない」といった声を受け、無農薬や無添加、地産地消などにこだわった給食を四園一斉に導入することを決めた。「共に食べる」の意味で「キョウショク(共食)」と名付けた。

 調理員は専門家による計八十時間の研修を受け、苦味を和らげるピーマンの切り方や、子どもの歯でも食べやすい調理法なども学んだ。

 ただ、地元産で無農薬、有機肥料栽培の食材は流通量が限られる。ドリーム陶都が介護予防や生きがいづくりのため、有機農場を営んでいることから食材を購入することにした。今回は第一弾として、利用者たちが畑を耕し、大きさを測って仕分けをしたジャガイモ二十五キロを納入してもらった。

 園児百人と施設の利用者二人が、ジャガイモ入りのハヤシライスなどを味わった。利用者の八十代の女性は「保育園の給食を食べるなんて初めて。収穫は難儀だったが、一緒に食べられて良かった」とほほ笑んだ。利用者が手作りした折り紙の飾りも贈り、「また来るでね」と園児たちとハイタッチして再会を約束した。

 村の木清福会の井口三由希事務長は「体の土台をつくる給食にするため、今後も食材を提供してもらいたい。利用者の方は園児の喜ぶ顔を見てほしい」と話し、ドリーム陶都の小川大輔副施設長も「食を通じた世代間交流にもなる。今後もおいしい食材を届けられれば」と力を込めた。

◆記者のつぶやき

 ハヤシライスは大人にも満足の味で驚きました。10月から幼児教育、保育の無償化が始まることを考えると、子を預ける施設を選ぶ条件として給食の重要性はさらに増しそうです。

 (斎藤航輝)