こどもはこどもらしく? ①

昨日は体験会開催3日目だった。

私は今回、掲示&配布資料の作成と会場設営(おもちゃの作成管理含む)、告知や運営事務、そして当日のお子さんのフォローが主な係。進行は共同開催の宮沢文子さんが行ってくれている。

開催に慣れてきたことや参加下さったお子さんの月齢年齢などもあって、私は3日目にしてはじめてお母さんたちと交流が取れた感じだった。

お子さんの様子はもちろん、お母さんお父さんのお声や雰囲気からも学ばせて頂くことが昨日も本当にたくさんあったんだけど、1つ「共通しているんだな」と感じ、また呪縛というのか、前提として親が持っているものというのか… に気付かされた。

それは「こどもというのは元気いっぱいなもの」っていう思い込み(?)。

「うちの子はじめての場所がニガテで…」「引っ込み思案なんです」「児童館とかこういう所で積極的に遊んでくれないんですよね」そう言って悩んでる(?)人が昨日は3組も居た。

気になって前回前々回のアンケートとかも見てみたら、参加されてる方の1/3が同じことを言っていた

…私がそれに気付いたのは、何より自分がそうだったからだと思う。

今2歳10ヶ月のムスメちゃんは、生後5ヶ月位から『場所見知り』だった。

児童館とか子育てサロンとかイベントに連れて行っても、周りの子とか室内の様子を見てるばっかりで、なかなか動こうとしない。

しょっちゅう会ってるママ友とどっか行ったり、月イチ集まってる母親学級の同窓会でもそんな感じで、いつも「Yちゃん(娘)はいつも大人しいねー」って言われてた。帰る頃になるとようやく動き出して、「やっと慣れたんだねー」とか言って。

正直、私はそれがすごく不安でプレッシャーだった。「場所見知りなんだよねー(^_^;)」「家だと違うんだけど」とか言うんだけど、なんだか言い訳してる気分。「大人しくてうらやましい」なんて言われると余計「そんなことないけど…」とか言って。でも実際目の前のムスメちゃんは大人しくしてるから、何故か凹む。

『こどもらしく元気いっぱいにガンガン』な子のお母さんお父さんが羨ましいし、そんな子の親たちはやっぱり少し『いつでもどこでも物怖じしない・積極的な自分の子』が自慢

いや、自分を含めて誰しもが『元気いっぱい=◯』『大人しい=△』そう思ってるって長いこと感じてた。

今になれば、そういう自分(大人)のフィルターが、ムスメちゃん自身の特性を見ることを妨げてたんだなってわかるけれど…。

長くなってきたので次の記事に続く。

https://cotoca-senju.jp/656/

※画像はお借りしています

元cotocaのおかあ

元cotocaのおかあ
元cotocaのおかあ
2015年2月 改田家結成
2018年4月 自宅を改装しこどもたちのお店「こそだて喫茶cotoca」を開業
2021年4月 創ったお店を手離しヨーロッパのマルタ共和国に移住 (言語の獲得)
2022年1月 宮崎県延岡市で「ないもの暮らし」開始 (生きる力の獲得)

自らが考え動き、自らが経験すること。環境を創り、それをこどもと共有すること。生きることを学び、成長して行くこと。

自分に誠実に。こどもに誠実に。
それだけをしている、おかあ・改田 友子です。

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