食器購入@かっぱ橋 器草子

今日(もう日付変わってるけど(・_・;)は寒空の下、ムスメちゃんを連れてかっぱ橋に食器を買いに行ってきた。

今までかっぱ橋で散々見て、ネットでも物凄く散々見て、決めては辞め・決めては辞めってしてきていた。webでポチして「在庫がありません」→問い合わせメール→断念!とかも4-5種類くらい、全く別の種類・別の製造元さんとやってて、日にちばっかり経って焦っててかなり精神的な負担になってた(・_・;

お皿はお店のイメージや「おいしい」のイメージに左右するって思ってて、すごく重要視してるっていうのもあるけど、それに加えてcotocaとしては

*モンテッソーリ的な考えからもなるべくホンモノを使いたい(親子カフェだからってプラスチックとかは使いたくない)

*でも割れやすいのはNG。お母さん達に負担を掛けたくない

っていうのがあって、すごくすごーく悩んできた。(あとは金額的な面からも(^_^;) コレ!と思うと現実的に買い揃えられないくらい高額なんだもん(・_・;)) 漆器、竹、木製というのが選択肢となって、検索検索。

散々迷ったけど、もうタイムリミットが。。っていうことで行ってきた。買ってきた。

器草子」さんは、かっぱ橋に行ったときには今まで必ず寄っていたお店。主に漆器を扱っている。

かっぱ橋って専門街だし老舗のお店が多いし、なんとな〜く入りづらいお店が多いって感じてた(実際に入って話してみるとお店の人はいい人が多いんだけど)。だけど器草子さんはそういう感じがなくてなんかウェルカムな感じで、もちろん気になるし買うつもりで入るんだけど、買わないで出てきても大丈夫っていうかそういう安心感があって私たち的には立ち寄り必須な存在だった。

今日はもう「ここで決める!」って気持ちで行ったからお店でウロウロ、必死。作家さんに注文して到着待ちのカフェトレイに近いサイズのを見つけて乗せてみては、ああでもないこうでもないって夫婦でまだ迷う。

お味噌汁用のお椀をとりあえず先に決めてレジに持っていき、夫婦2人で話してたらお声掛けされる。「(数量多いから)お店で使われるんですか?」って。そうなんです「もう(お店は)やられてるんですか?」。これからなんです4/5にオープンするんですけど迷っちゃって…って。

北千住です、親子カフェなんですって話をしてたら段々話が盛り上がって(*^^*) 「自分たちは年上だしお店をやってきた経験談だけは伝えられるから」って、色々と教えてくださる。そのお言葉を聞いて “じゃあどうやって選んだらいいか教えて下さいー!” って思い切って言ってみた(^_^;)

「それなら」って、今仮にごはん茶碗用に選んでる黒い漆器より、ここにあるナチュラルな雰囲気の器の方が合うかもしれないですよって見せてくれる。カタチも色も選べるから、こういう合わせ方もあるかもしれないって。あくまで一案だから好みがあるけど…って。

でもそれを見て「あっこれ!cotocaではこれだよね」って感じ、決めた。その瞬間はほんとうれしく、パーって目の前が晴れた感じがした。

お箸と箸置きも選んで、ムスメちゃん用+ααにおまけもしてもらっちゃった(*^^*)、やっぱりここでも男の子に間違われたけど(^_^;)

器選びもそうだけど、お話させてもらって響いたこと。それは「1番は“人”だと思う」って仰ってたこと。

商売柄、自分が受けた気持ちの良いサービスを心に留めるんだけど、心配りとかお客様に寄り添うこと、その距離感、やっぱりその人の人柄がもう一度行きたくなるかどうかになるねって。

文字にしちゃうとその通りって感じだけになっちゃうかもしれないんだけど「このかっぱ橋でお店をやるって決めるには、それなりの覚悟があるから」って仰っていて、その言葉の深さに感じ入るものがあった。

その後下さった「このご縁を大切にしたいと思います」ってメッセンジャーのお言葉も、なんだか「出逢えてよかったなぁ」って思った。世代も経験も違う私たちにそんなお声掛けを下さることがすごいなぁって。。

器を使うたび、この事を思い出し、そしてお母さんとお子さんにもこの空気感が伝わったらいいな。

【器草子】

東京都台東区松が谷3-1-16 細谷ビル1F

03-5830-3457

http://r.goope.jp/utsuwa

※小鉢と丸皿は別のお店で購入したものです

元cotocaのおかあ

元cotocaのおかあ
元cotocaのおかあ
2015年2月 改田家結成
2018年4月 自宅を改装しこどもたちのお店「こそだて喫茶cotoca」を開業
2021年4月 創ったお店を手離しヨーロッパのマルタ共和国に移住 (言語の獲得)
2022年1月 宮崎県延岡市で「ないもの暮らし」開始 (生きる力の獲得)

自らが考え動き、自らが経験すること。環境を創り、それをこどもと共有すること。生きることを学び、成長して行くこと。

自分に誠実に。こどもに誠実に。
それだけをしている、おかあ・改田 友子です。

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